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豆知識
丸千千代田水産株式会社
築地豆知識
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ターレット(築地)≪俗称=ターレ≫について
築地市場内で荷物の運搬などに使われる360度回転が可能な小型の三輪運搬車のことです。
正式にはターレット・トラックというのが製品名です。歴史は20年以上になり、最近では無公害な電動車「キャリスター」というのも登場し主流になりつつあります。しかし長年の習慣で市場の人々からは「電動ターレ」などと呼ばれています。昼食時に市場の飲食店にやってくる外部の人たちは市場で見る、この珍しい乗り物に目を奪われるようです。
ターレットは小型特殊免許以上で運転できる乗り物ですが、簡単そうに見えて慣れるまで難しいそうです。特徴は、なんと言っても小回りの良さです。小回りの秘密は駆動輪(前輪)が真横に向き、後輪を軸にその場で旋回できるためです。馬力があり、多くの荷物を一度に運ぶ事ができます。また、構造がシンプルでトラブルが少なく、とにかく丈夫なボディーが魅力です。
千代田水産とターレ
ターレが築地市場で初めて導入されたのは、昭和40年。その記念すべき第1号を市場内で走らせたのが、私ども千代田水産でした。
当時、千代田水産には荷物を運ぶ専属の小揚げ会社がおらず、それがもとで小揚げの状況によっては、荷物の扱いが後回しにされたりすることがありました。そこで導入したのが、このターレーでした。ターレーを導入することによって、大量の荷物が自分たちで動かせるようになり、多くのお客様により早く多くの商品が渡せるということに繋がりました。
そして現在ではターレーは、築地市場内にとどまらず、全国各地の市場内で大活躍しています。
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※青果物の場合 ※魚の場合
セリの時、商品の値段を指で示すサインの事です。
「セリ」というとその場の人たち全員が大声を張り上げて競り落としていくというイメージがありますが、実際は、大声を上げるのはセリ人(売り手)だけで、買い手は黙って手やりをするだけです。手法は市場ごとにも青果物とも水産物とも少しずつ異なるようです。
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小揚げについて

小揚げとは、卸売会社と契約を結び市場内の荷物運搬を請け負っている業者の方々を言います。 昭和10年に現在の築地中央卸売市場が開設される以前の、日本橋魚河岸時代には、荷物を舟から陸揚げする者を「河岸揚げ」(かしあげ)と呼んでいたそうです。現在では小揚げと呼び、卸売会社のもとで入荷物品の検品・仕分け、せり場への魚の配列・保管管理及び、仲卸への配達などをしています。小揚げは卸売会社がお客様と取り引きをするうえで、大切な補佐役であり、いわゆる場内物流を担うなくてはならないパートナーであります。
また配達人という職業があります。小揚げが卸売会社に属し、市場内の荷物を運ぶのに対して、配達人は仲卸の茶屋出し(荷置きの場所からの配達業務)などを行います。以前は「軽子」と呼んでいましたが、「軽子」は差別的だという理由で配達人という呼び名に改められました。しかし軽子の呼称に愛着を持つ人も多く、今でも河岸の中では『軽子の○○さん』といった言い方がされているようです。

発泡スチロール製箱の導入
これはちょっとしたミスで、まさに「瓢箪から駒」の出来事です。
現在ではごくごく、当たり前になっている発泡スチロール製箱での商品鮮度保持ですが、昭和42年当時は築地市場とは言え、まったくその事は知られていなかったのです。
その中で千代田水産は、たまたま発泡スチロール製の箱に干物を入れて、盛夏に地方発送した所、配達先を間違えてしまい、2・3日後に戻ってきてしまいました。しかし、仲卸も立会いのもと、箱を開けてビックリ!!干物の鮮度は落ちてはいなかったのです。
この発見を生かして、合物売場への導入を図り、築地史上初の発泡スチロール製箱使用となったのでした。これがきっかけで、年間を通しての売上が昭和43年から昭和45年にかけて、大幅に増収したのです。
その後、築地市場全体に発泡スチロール製箱が普及するようになった事は言うまでもありません。
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